今日の道しるべ

 地獄の長い箸
 地獄にいる衆生(一切の人類)たちは、目の前に並べられたご馳走を食べられずに苦しむ。自分の腕よりも長い箸が邪魔をして食べられない。一方、仏国土(浄土)でも同じように、長い箸を手にしていたが、皆、楽しそうだった。なぜなら、長い箸を利用し、他の人の口にご馳走を運びあい、互いの食事を可能にしていたからである。
 地獄と仏国土の違いは、「環境」ではなく、人の「」にあることを示したたとえ話である。人のために尽くせば、わが心も充実することを教えている。
 過剰な個人主義が蔓延している現代社会。他人への思いやりなしには自己の真の幸福実現はないということ

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