青春とは

 先日テレビをぼんやり見ていたときに「サミエル・ウルマン」「青春とは」の話題が出た。何の番組だったのか分かりませんが、せっかくの機会ですので、紹介します。

 今年3月の職場の退職者をお祝いする会で、職員代表で挨拶する機会がありましたので、私の好きな詩の一つである「サミエル・ウルマン」「青春とは」の詩を紹介しました。
 「サミエル・ウルマン」は、1840年ドイツに生まれのユダヤ系ドイツ人であったため、迫害を避けて両親とアメリカへ

 ウルマンが72歳の誕生日を迎えた翌日に、タイタニック号の遭難事件がありました。ニューヨークの若い無線士が夜勤当直しているときにタイタニック号が氷山に激突し、SOS信号が飛び込んできました。まだ微弱な電波しか出せない時代。彼は、「頑張れ、頑張れ、希望を失うな、助けの船が急行している・・」と三日三晩に渡る、彼の不眠不休の活躍のおかげで、700人あまりの人々が救助されたのです。ウルマンは、このことから「無線基地」や「アンテナ」の言葉を盛り込んだのだとの考えもあるようです。

「青春とは」
の詩は、連合国総司令官を務めたダグラス・マッカーサー元帥が座右の銘として執務室に掲げていたことから、日本でも知られるようになったようです。いくつかの翻訳があるようですが、新井満氏が発表しているものを紹介します。

青春とは青春とは 真の 青春とは 若き肉体のなかに あるのではなく
若き 精神のなかにこそ ある
薔薇色の頬 真赤な唇 しなやかな身体
そういうものは たいした問題ではない
問題にすべきは つよい意思 ゆたかな想像力 もえあがる情熱
そういうものが あるか ないか
こんこんと湧き出る 泉のように
あなたの精神は 今日も新鮮だろうか いきいきしているだろうか
臆病な精神のなかに 青春は ない
大いなる愛にために発揮される
勇気と冒険心のなかにこそ 青春は ある
臆病な二十歳がいる 既にして 老人
勇気ある六十歳がいる
青春のまっただなか
歳をかさねただけで 人は老いない
夢を失ったとき はじめて老いる
歳月は 皮膚にしわを刻むが
情熱を失ったとき 精神は しわだらけになる
・・・・中略・・・・
誰にとっても大切なもの
それは 感動する心
次は何が起こるのだろうと
瞳を輝かせる 子どものような好奇心
胸をときめかせ 未知の人生に 挑戦する 喜び
・・・・中略・・・・
あなたの心のアンテナが
今日も青空高くそびえたち
いのちのメッセージを 受信しつづけるかぎり
たとえ八十歳であったとしても あなたはつねに 青春
青春とは 真の 青春とは
若き 肉体のなかに あるのではなく
若き 青春のなかにこそ ある

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック